工場で使う検査機器のお話し

せっけいのくさのです。
今日は気分でひらがなです。



今回は、ISOのサーベイランス審査が近いので、自身の復習のためにも
工場ではおなじみの【検査や確認で使用する道具や機器】について
語るつもりでしたが、どうも横道に逸れそうです。ヨカンがします。。


“指定通りの形・寸法に仕上がっているか”とか“求められる機能を
発揮しているか”は、商品が商品たる最低限の条件です。

会社はその監視に必要な道具を揃え、検査や確認を工程に組み込んで
実施、検証します。


ーですが、
その道具の指し示す数値が間違っていたら?
破損や故障を見逃していたら?
さー大変。当然、放っておけません。ですよね!


カタチアルモノ、イツカハコワレル・・・のでしょうが、この管理が
工場の生命線!
特に、お客様が製品に要求することに直接影響がある検査・測定機器は、
正確性を維持し続けなければいけません。
製品製造のたびに新品の検査機器を用意、なんてことはナンセンス。
高価な機器もあるでしょうし。


ですから検査機器には、一定期間ごとに正確性を確認したり、誤差を
補正する「校正」という作業が必要になるわけです。



校正方法には大きく分けて2通り、社内で行う方法と、業者さんに依頼する
方法があります。
後者について昨年調べる機会がありましたので、ここでご紹介します。


検査・測定機器の校正って簡単にやってもらえるの?


答えはもちろん YES! でした。


驚いたことに今は、検定所・メーカーさん以外にも、校正を専門に
行う業者さんが多く存在します。ホームページも多いですよ。
電気製品の製造で必要な一般的検査機器類のほとんどは網羅。
でもじつはこの校正、料金に問題が。


同じ条件で見積りを取ると、業者によってずいぶん開きがありました。
検定所と一般の校正専門業者さんを比較すると、出張料金差し引いても
2倍ほどの開きがあるようです。少し価格差あり過ぎですね。


業者さんの料金表でみると、ノギスなんかは1000円強の料金から!
ウン十万円の校正ブロックの購入が得なのか疑問に思うほどに安い。



その代わり、デメリットも。


たとえば、調整・修理が必要な場合は直接メーカーへ
・・・なんて会社さんもありました。
簡単な調整ぐらいはやってくださいよ!て思いません? 
それは置いといて。。



まだまだ調査の余地はありますが、そんなことあり、わが社では
今年から校正をご専門の業者さんに依頼する予定です。
機会があれば、それと私が忘れなかったらの話しですが、その結果を
ブログで報告します。慢性ネタ不足ですし。 


ちなみに各社さん、お見積りのご応対はさすがでした。
お見積りくださった皆さま、お忙しいところありがとうございました。


以上、
やっぱり別方向の話・・・、ズバリ予感的中!くさのでした。