〜工場見学〜

各地で梅雨入りを耳にしていますが、梅雨入り前のここ新潟は、快晴が続き、吹く風もさわやかで、とても気持ちのよい毎日です。

ところで、近ごろ「工場見学」をテーマにしたテレビ番組や雑誌をよく目にします。
私たち吉川グループも工場見学には力を入れています。

先月5月23日、昨年に引き続き「明治大学経営学部 藤江ゼミナール」の学生さん20名が、弊社にいらっしゃいました。


見学中に学生さんがケガをしないように、また衣服が汚れないように注意しながら、プレス、タレットパンチプレス、YAGレーザー溶接機といった設備やサンプル品の数々、また吉川グループの自社製品「エレベーター用防災キャビネット(写真)」などの商品をご覧頂きました。

弊社の「熱処理部」も今回よりサンプル品を展示しました。(熱処理については、弊社ホームページをご覧下さい)
真空炉を使い無酸化で処理を施すのですが、処理前と処理後の見た目がほとんど変わらず、違いを見て頂くことが非常に難しい。

そこで・・・

オーステナイト系のステンレス(SUS304など)は、プレスなど機械加工を施すと硬化し、磁性を帯びます。それを真空炉を使い「焼鈍」を施すことで、処理後は材料が軟化し、磁性がなくなります。

磁石を用意し、その違いを体験して頂きました。

(写真:画像右の処理前は磁石がくっつきますが、画像左の処理後は磁石がくっつかなくなります。)

学生さんもとても興味深く見学されて行かれました。

からし